進行悪性黒色腫における免疫チェックポイント阻害薬と自己免疫疾患の安全性と有効性
【背景】
免疫チェックポイント阻害薬(ICI)は免疫関連有害事象(irAEs)を引き起こすため、自己免疫疾患(AID)患者は臨床試験から除外されてきました。本研究は進行悪性黒色腫患者におけるICIの安全性と有効性をAIDの有無で評価しました。
【結果】
AID患者の重症irAEs(グレード3以上)発生率は、抗CTLA-4単剤で30%(95% CI, 21-41%)、抗PD-1単剤で17%(CI, 12-23%)、併用療法で44%(CI, 27-62%)でした。AID非患者ではそれぞれ30%、13%、48%とほぼ同等でした。ただし、炎症性腸疾患(IBD)患者では抗PD-1による大腸炎が19%(CI, 7-37%)と高頻度でした。
【臨床へのインパクト】
進行悪性黒色腫患者において、既存のAIDがあってもICIの重症irAEsの全体的な発生率や治療効果はAID非患者と類似していることが示唆されました。しかし、既存のIBD患者では抗PD-1による重症大腸炎のリスクが高く、治療早期中止も多いため、これらの患者にはより厳重な経過観察が必要となるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

