COVID-19中等症〜重症患者への高用量ビタミンD3投与、入院期間短縮効果なし
【背景】
COVID-19に対するビタミンD3補充療法の有効性は不明であり、中等症から重症のCOVID-19入院患者において、単回高用量ビタミンD3投与が入院期間に与える影響を検討するため本研究が実施された。
【結果】
COVID-19入院患者237名を対象に、ビタミンD3群とプラセボ群を比較した。主要評価項目である入院期間中央値は、ビタミンD3群7.0日、プラセボ群7.0日で有意差はなかった(ハザード比1.07、95%CI 0.82-1.39、P=0.62)。院内死亡率、ICU入室、人工呼吸器必要性にも有意差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、中等症から重症のCOVID-19入院患者に対する単回高用量ビタミンD3投与が入院期間を短縮しないことを示唆している。したがって、現在のところ、COVID-19治療目的での高用量ビタミンD3のルーチン使用は支持されない。ビタミンD欠乏がCOVID-19重症化リスクと関連するとされるが、治療介入としての効果は慎重に判断すべきである。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

