COVID-19回復期血漿療法、死亡率や臨床転帰改善に有意な関連なし
【背景】
COVID-19治療として回復期血漿が提案されているが、その有効性についてはエビデンスが不足していた。本研究は、回復期血漿がプラセボや標準治療と比較して臨床転帰を改善するかを評価する目的で実施された。
【結果】
査読済みRCT 4報(患者1060人)の解析では、回復期血漿による全死亡の要約リスク比は0.93(95%CI, 0.63-1.38)であり、有意な減少は認められなかった。全10RCT(患者10722人)の解析でも、要約リスク比は1.02(95%CI, 0.92-1.12)であり、同様の結果であった。
【臨床へのインパクト】
回復期血漿はCOVID-19患者の全死亡率低下や、入院期間短縮、人工呼吸器使用率減少などの他の臨床転帰改善に有意な効果を示さなかった。この結果から、日本の臨床現場において、回復期血漿をCOVID-19の標準治療として積極的に推奨する根拠は乏しいと考えられる。今後の治療選択において、本知見は重要な判断材料となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

