COVID-19抗体検査キット、全国調査への応用可能性と臨床現場での限界

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2021-03-02 | DOI:10.1136/bmj.n423

📄 原題:SARS-CoV-2 lateral flow assays for possible use in national covid-19 seroprevalence surveys (React 2): diagnostic accuracy study.

🔗 PubMed:PMID: 33653694

【背景】

全国規模のCOVID-19抗体保有率調査(React 2)で使える新しい迅速抗体検査キット(LFIAs)の性能評価が急務でした。既存キットの指先穿刺感度が84%であるため、より高精度なキットの特定が求められていました。

【結果】

7種類のLFIAsの血清での感度は69~100%、特異度は98.6~100%でした。指先穿刺での感度はPanbioが77%(95%CI 61.4-88.2%)、Surescreenが86%(72.7-94.8%)、AbC-19が69%(53.8-81.3%)でした。AbC-19は血清の方が指先穿刺より感度が高く92%(80.0-97.7%, P=0.01)でした。

【臨床へのインパクト】

本研究で評価されたLFIAsは、既存キットよりも明らかに優れた性能を示すものはなく、ルーチン臨床使用に足る感度と特異度を持つものはありませんでした。そのため、現状ではCOVID-19の診断や治療方針決定にLFIAsを日常的に用いることは推奨されず、臨床現場での活用は限定的であると考えられます。全国的な抗体保有率調査には一部のキットが候補となりえますが、その精度には留意が必要です。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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