Ad26.COV2.S COVID-19ワクチン、単回接種で迅速かつ強力な免疫応答を誘発
【背景】
世界的なCOVID-19パンデミック抑制には、安全で有効なワクチンの開発と展開が不可欠である。本研究は、Ad26.COV2.Sワクチン(Janssen/Johnson & Johnson)のヒトにおける免疫原性を、SARS-CoV-2スパイク特異的な液性および細胞性免疫応答の動態、規模、表現型を含めて評価することを目的とした。
【結果】
25名の参加者全員が71日目の中間解析を完了した。初回免疫後8日目までに、ワクチン接種者の90%で結合抗体、25%で中和抗体が出現した。単回接種後57日目までに、ワクチン接種者の100%で結合抗体と中和抗体が検出された。71日目には、スパイク特異的結合抗体の幾何平均抗体価は2432~5729、中和抗体の幾何平均抗体価は242~449であった。CD4+およびCD8+ T細胞応答も誘導された。
【臨床へのインパクト】
本第1相試験の結果から、Ad26.COV2.Sワクチンは単回接種で迅速な結合抗体および中和抗体応答、ならびに細胞性免疫応答を誘導することが示唆された。これは、COVID-19に対する有効なワクチンとして期待される。現在進行中の第3相臨床試験で有効性が確認されれば、日本の臨床現場におけるCOVID-19ワクチン接種戦略において、単回接種で済むという利点から、接種の迅速化や簡素化に貢献する可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

