ICU入室COVID-19患者における中用量と標準用量予防的抗凝固療法の効果:INSPIRATION RCT
【背景】
重症COVID-19患者では血栓イベントが頻繁に報告されるが、抗血栓予防の適切な強度を導くデータは限られていた。本研究は、ICU入室のCOVID-19患者において、中用量と標準用量の予防的抗凝固療法を比較した。
【結果】
中用量群(n=276)と標準用量群(n=286)の主要複合アウトカム(血栓、ECMO、死亡)発生率は、それぞれ45.7%と44.1%であった(絶対リスク差1.5%, 95%CI -6.6%~9.8%, オッズ比1.06, 95%CI 0.76~1.48, P=0.70)。大出血は中用量群で2.5%、標準用量群で1.4%に発生し、非劣性基準を満たさなかった。
【臨床へのインパクト】
ICU入室のCOVID-19患者において、標準用量と比較した中用量予防的抗凝固療法は、血栓イベント、ECMO治療、または30日以内の死亡の複合アウトカムに有意差をもたらさなかった。この結果は、ICU入室のCOVID-19患者全般に対する中用量予防的抗凝固療法のルーチンな経験的適用を支持しない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

