BMI 40超の高度肥満膝OA患者への人工膝関節置換術は費用対効果が高い
【背景】
高度肥満(BMI 40以上)の膝変形性関節症患者では、人工膝関節置換術(TKR)後の合併症リスクが高いことが懸念されています。本研究は、この集団におけるTKRの費用対効果を評価し、その価値を明らかにすることを目的としました。
【結果】
BMI 40以上の50~65歳患者では、TKRによりQALYが0.71年増加し、生涯医療費が25,200ドル増加、ICERは35,200ドルでした。65歳超の患者では、QALYが0.39年増加し、費用が21,100ドル増加、ICERは54,100ドルでした。
【臨床へのインパクト】
高度肥満の膝変形性関節症患者、特に糖尿病や心血管疾患などの併存疾患を持つ患者に対しても、TKRは費用対効果に優れる治療選択肢であることが示唆されました。これにより、日本の臨床現場において、高度肥満患者へのTKR適応の判断や患者説明に際し、経済的側面からの根拠を提供できる可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

