重症AKIにおけるRRT開始時期のさらなる遅延は有害、遅延開始と比較したAKIKI 2試験

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2021-04-03 | DOI:10.1016/S0140-6736(21)00350-0

📄 原題:Comparison of two delayed strategies for renal replacement therapy initiation for severe acute kidney injury (AKIKI 2): a multicentre, open-label, randomised, controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 33812488

【背景】

重症急性腎障害(AKI)患者において、重篤な合併症がない場合の腎代替療法(RRT)の遅延開始は安全で、医療資源の最適化に繋がるとされる。しかし、リスクなくRRTをどこまで遅らせられるかには大きな不確実性があった。本研究は、さらなる遅延開始がより多くのRRT非施行日数をもたらすか検証した。

【結果】

遅延開始群(RRT施行後すぐ)と、さらなる遅延開始群(必須適応またはBUN 140mg/dLまで延期)を比較。RRT非施行日数中央値は遅延群12日(IQR 0-25)、さらなる遅延群10日(IQR 0-24)で有意差なし(p=0.93)。60日死亡率のハザード比は、さらなる遅延群で1.65(95%CI 1.09-2.50, p=0.018)と有意に高かった。

【臨床へのインパクト】

重症AKI患者で、72時間以上の乏尿またはBUN 112mg/dL超、かつ直ちにRRTを要する重篤な合併症がない場合、RRT開始をさらに遅らせることは追加の利益をもたらさず、むしろ有害である可能性が示唆された。この結果は、RRTの開始時期を決定する際の臨床判断に影響を与え、不必要な遅延を避けるべきという指針となるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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