正常精液所見の不妊カップル、ICSIは通常IVFより生児出産率を改善せず

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2021-04-24 | DOI:10.1016/S0140-6736(21)00535-3

📄 原題:Intracytoplasmic sperm injection versus conventional in-vitro fertilisation in couples with infertility in whom the male partner has normal total sperm count and motility: an open-label, randomised controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 33894833

【背景】

顕微授精(ICSI)は、非男性因子不妊のカップルでも使用が世界的に増加している。しかし、通常体外受精(IVF)と比較してICSIの有効性を支持するランダム化比較試験の報告は不足しており、生児出産率の改善に寄与するか不明であった。

【結果】

正常精液所見の不妊カップル1064組をICSI群と通常IVF群にランダムに割り付けた。初回胚移植後の生児出産率はICSI群35%(184/532組)、通常IVF群31%(166/532組)であった(絶対差3.4%、95%CI -2.4〜9.2、RR 1.11、95%CI 0.93〜1.32、p=0.27)。

【臨床へのインパクト】

正常精液所見の不妊カップルにおいて、ICSIは通常IVFと比較して生児出産率を改善しないことが示された。この結果は、この集団に対する生殖補助医療におけるICSIのルーチン使用の価値に疑問を投げかける。日本の臨床現場でも、正常精液所見の不妊カップルへのICSIの適用について再検討が促される可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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