妊婦のSARS-CoV-2感染と新生児転帰:新生児ケア入院と一部合併症が増加、死亡率に差なし
【背景】
妊婦がSARS-CoV-2に感染した場合の新生児の転帰は不明な点が多く、その実態を明らかにする必要があった。本研究は、スウェーデンの全国的なコホートデータを用いて、妊婦のSARS-CoV-2感染と新生児の転帰との関連を評価した。
【結果】
SARS-CoV-2陽性妊婦から生まれた新生児は、対照群と比較して新生児ケア入院が有意に増加した(11.7% vs 8.4%; オッズ比[OR], 1.47; 95% CI, 1.26-1.70)。また、呼吸窮迫症候群(OR, 2.40; 95% CI, 1.50-3.84)、あらゆる新生児呼吸器疾患(OR, 1.42; 95% CI, 1.07-1.90)、高ビリルビン血症(OR, 1.47; 95% CI, 1.13-1.90)も有意に増加した。院内死亡率や退院時の母乳育児率に有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
妊婦のSARS-CoV-2感染は、新生児ケア入院や特定の新生児合併症のわずかな増加と関連する可能性が示唆された。日本の臨床現場では、SARS-CoV-2陽性妊婦から生まれた新生児に対して、これらの合併症のリスクを念頭に置いた慎重な観察と管理が推奨される。ただし、多くのアウトカムでイベント数が少なく、統計的比較が多いため、結果は探索的なものとして解釈すべきである。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

