COVID-19入院患者へのトシリズマブ、低酸素血症と炎症を伴う症例で28日死亡率を改善
【背景】
COVID-19入院患者のうち、低酸素血症と全身性炎症を伴う症例に対するトシリズマブの効果は不明でした。本研究は、これらの患者におけるトシリズマブの有効性を評価することを目的としました。
【結果】
トシリズマブ投与群2022例中621例(31%)、通常ケア群2094例中729例(35%)が28日以内に死亡しました(rate ratio 0.85; 95% CI 0.76-0.94; p=0.0028)。トシリズマブ群は28日以内の退院率も高く(57% vs 50%)、人工呼吸器非導入患者では人工呼吸器導入または死亡のリスクが低減しました(35% vs 42%)。
【臨床へのインパクト】
低酸素血症と全身性炎症を伴うCOVID-19入院患者に対し、トシリズマブは28日死亡率を改善し、退院を促進することが示されました。本結果は、ステロイド併用下でも同様の効果が認められたため、日本の臨床現場において、これらの患者に対するトシリズマブの投与を検討する根拠となり得ます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

