免疫介在性炎症性疾患に対するインフリキシマブ導入期TDMは寛解率を改善しない
【背景】
インフリキシマブ治療において、血中薬物濃度をモニタリングし個別化するプロアクティブTDMは、標準治療より有効性・安全性を高めると期待されてきた。しかし、治療開始時からTDMを導入した場合の臨床的アウトカム改善効果は不明であった。
【結果】
インフリキシマブ導入期TDM群(207例)と標準治療群(204例)を比較した。主要評価項目である30週時点での臨床的寛解率は、TDM群50.5%(198例中100例)、標準治療群53.0%(200例中106例)であり、有意な差は認められなかった(調整差1.5%、95%CI -8.2%〜11.1%、p=0.78)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、関節リウマチや炎症性腸疾患など多様な免疫介在性炎症性疾患患者において、インフリキシマブ導入期にプロアクティブTDMをルーチンで実施しても、30週時点の臨床的寛解率を改善しないことを示した。この結果は、インフリキシマブ導入期におけるTDMの日常的な使用を支持しない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

