大腸ポリープ家族歴は独立した大腸がんリスク因子?スウェーデン全国調査

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2021-05-04 | DOI:10.1136/bmj.n877

📄 原題:Risk of colorectal cancer in first degree relatives of patients with colorectal polyps: nationwide case-control study in Sweden.

🔗 PubMed:PMID: 33947661

【背景】

大腸がん(CRC)患者の第一度近親者はCRCリスクが高いことは知られています。しかし、CRCの前駆病変である大腸ポリープの家族歴が、CRCの家族歴とは独立してCRCリスクに影響するかは不明でした。本研究は、ポリープの家族歴とCRCリスクの関連を評価しました。

【結果】

CRCの家族歴やその他の因子で調整後も、第一度近親者に大腸ポリープがある場合、CRCリスクは有意に高くなりました(調整オッズ比1.40、95%CI 1.35-1.45)。ポリープの種類別では、過形成性ポリープで1.23、絨毛腺腫で1.44でした。ポリープの第一度近親者が2人以上の場合、オッズ比は1.70に上昇しました。

【臨床へのインパクト】

本研究の結果は、CRCの家族歴がない場合でも、大腸ポリープの家族歴がある患者の第一度近親者に対して、早期のCRCスクリーニングを検討する根拠となり得ます。特に、若年発症のCRCリスクが顕著に高まることから、家族歴の聴取時にポリープの有無も確認し、スクリーニング開始年齢や間隔の個別化に役立つ可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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