非心臓手術の術後SSI、デキサメタゾンはプラセボに対し非劣性、術後悪心嘔吐は減少
【背景】
術後の悪心嘔吐予防にデキサメタゾンが広く用いられるが、術後感染症(SSI)のリスク増加が懸念されていた。本研究は、非心臓手術におけるデキサメタゾンとSSIの関連を検証した。
【結果】
デキサメタゾン群(8.1%)はプラセボ群(9.1%)と比較して、SSI発生率において非劣性であった(糖尿病状態調整後リスク差 -0.9%、95.6%CI -2.1〜0.3、非劣性P<0.001)。術後24時間以内の悪心嘔吐はデキサメタゾン群で有意に少なかった(42.2% vs 53.9%)。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、非心臓手術においてデキサメタゾンがSSIリスクを増加させないことを示唆する。これにより、術後悪心嘔吐の予防目的でデキサメタゾンをより安心して使用できる根拠となる。特に、糖尿病患者を含む幅広い患者群での安全性も確認されており、周術期管理におけるデキサメタゾンの位置づけを再評価するきっかけとなるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

