アストラゼネカワクチン接種後の血栓塞栓症リスク、デンマーク・ノルウェーのコホート研究

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2021-05-05 | DOI:10.1136/bmj.n1114

📄 原題:Arterial events, venous thromboembolism, thrombocytopenia, and bleeding after vaccination with Oxford-AstraZeneca ChAdOx1-S in Denmark and Norway: population based cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 33952445

【背景】

アストラゼネカ社のCOVID-19ワクチン(ChAdOx1-S)接種後の血栓塞栓症や出血イベントについて、一般集団と比較した実臨床での発生率が不明であった。本研究は、デンマークとノルウェーの全国レジストリデータを用いて、その安全性を評価することを目的とした。

【結果】

ChAdOx1-S接種者281,264人において、静脈血栓塞栓症の標準化罹患比は1.97(95%CI 1.50-2.54)で、10万接種あたり11件の過剰発生が認められた。特に脳静脈洞血栓症は標準化罹患比20.25(95%CI 8.14-41.73)と高かった。動脈イベントは標準化罹患比0.97(95%CI 0.77-1.20)で有意な増加はなかった。

【臨床へのインパクト】

アストラゼネカワクチン接種後の静脈血栓塞栓症、特に脳静脈洞血栓症のわずかな増加リスクが示唆された。絶対リスクは小さいものの、接種後の頭痛や神経症状、血小板減少を伴う出血傾向などが見られた場合、血栓症を鑑別疾患として考慮する必要がある。ただし、本結果はワクチンの有益性と各国の状況を考慮して解釈すべきである。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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