HADS-Dによる大うつ病スクリーニング、身体疾患患者における最適なカットオフ値を検証
【背景】
身体疾患患者における大うつ病のスクリーニングは重要だが、HADS-D(Hospital Anxiety and Depression Scale Depression subscale)の最適なカットオフ値は不明だった。本研究は、HADS-Dの診断精度を評価し、最適なカットオフ値を特定することを目的とした。
【結果】
HADS-Dのカットオフ値7以上で、感度0.82(95%CI 0.76-0.87)、特異度0.78(95%CI 0.74-0.81)となり、感度と特異度の組み合わせが最大となった。カットオフ値8以上では感度0.74、特異度0.84、カットオフ値11以上では感度0.44、特異度0.95であった。
【臨床へのインパクト】
身体疾患患者の大うつ病スクリーニングにおいて、HADS-Dのカットオフ値7以上を用いることで、バランスの取れた診断精度が期待できる。偽陰性を避けたい場合はより低いカットオフ値を、偽陽性を減らしたい場合や症状レベルの高い患者を特定したい場合はより高いカットオフ値を選択するなど、臨床状況に応じた柔軟な運用が推奨される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

