2型糖尿病患者へのSGLT2阻害薬・GLP-1受容体作動薬、心腎リスク別推奨指針
【背景】
2型糖尿病治療は長年血糖コントロールが主眼だったが、SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬が血糖降下作用とは独立して心血管疾患(CVD)や慢性腎臓病(CKD)に有益な効果を示すことが判明した。本ガイドラインは、これらの薬剤の心腎アウトカムに対するベネフィットとハームを評価し、リスクに応じた推奨を示す。
【結果】
SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬は、全死亡、心筋梗塞、末期腎不全/腎不全の発生率を減少させる(中〜高確実性のエビデンス)。1000例を5年間治療した場合、最低リスク群で5例、最高リスク群で48例の死亡減少など、絶対効果は患者の個別リスクにより大きく変動した。
【臨床へのインパクト】
本ガイドラインは、2型糖尿病患者の心腎イベントリスクに応じたSGLT2阻害薬またはGLP-1受容体作動薬の開始を推奨する。特に、CVDとCKDの併発患者にはSGLT2阻害薬を強く推奨し、GLP-1受容体作動薬も弱く推奨している。今後はRECODeなどのリスク計算ツールを活用し、患者の個別リスクに基づいた薬剤選択と共有意思決定がより重要となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

