高齢心不全入院患者への早期多機能リハビリは身体機能改善に有効
【背景】
急性増悪で入院した高齢心不全患者は、身体的フレイル、QOL低下、回復遅延、再入院が多い。この集団に対するフレイル介入は確立されておらず、本研究では早期からの包括的リハビリの効果を検証した。
【結果】
リハビリ介入群(175例)は通常ケア群(174例)と比較し、3ヶ月時点の身体機能(SPPBスコア)が有意に改善した(平均差 1.5点、95%CI 0.9~2.0、P<0.001)。6ヶ月時点の再入院率は介入群1.18回、通常ケア群1.28回(レート比 0.93、95%CI 0.66~1.19)で有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
高齢心不全入院患者に対し、入院中または早期退院後から筋力、バランス、移動能力、持久力を含む多機能リハビリを導入することで、身体機能の有意な改善が期待できる。再入院率への直接的な影響は認められなかったが、身体機能改善は患者のQOL向上に寄与し、フレイル対策として日本の高齢心不全診療におけるリハビリテーションの重要性を再認識させる知見となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

