STEMI多枝病変の完全血行再建、FFRガイドは造影ガイドより優れるか?
【背景】
STEMI多枝病変患者において、非責任病変へのPCI(完全血行再建)は責任病変のみの治療より優れる。しかし、その完全血行再建をFFRガイドで行うのが、造影ガイドより優れているかは不明であった。
【結果】
FFRガイド群(586例)と造影ガイド群(577例)を比較した結果、1年後の主要複合アウトカム(全死因死亡、非致死的心筋梗塞、緊急血行再建を要する予定外入院)発生率は、FFRガイド群5.5%に対し造影ガイド群4.2%であり、有意差は認められなかった(HR 1.32, 95%CI 0.78-2.23)。
【臨床へのインパクト】
STEMI多枝病変患者の完全血行再建において、FFRガイド戦略は造影ガイド戦略と比較して、1年後の死亡、心筋梗塞、緊急血行再建のリスクに関して有意な上乗せ効果を示さなかった。ただし、結果の信頼区間が広いため、この研究のみで結論的な解釈はできない。今後の大規模研究が待たれる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

