2型糖尿病の心血管リスク、広範なスクリーニングで変化?最新予測式で低リスク患者を特定
【背景】
糖尿病患者は一般に心血管リスクが高いとされ予防薬が処方されてきた。しかし、ニュージーランドでは広範な糖尿病スクリーニングにより無症状の早期患者が増加。従来の心血管リスク予測式では、これらの患者のリスクを過大評価する可能性が懸念されていた。
【結果】
新しい予測式では、女性の5年心血管リスク中央値は4.0%、男性は7.1%であった。従来の予測式では、女性で中央値14.2%(約3倍)、男性で17.1%(約2倍)とリスクを過大評価していた。新しい予測式の判別性能(C値)は女性で0.73と、従来の0.69より優れていた。
【臨床へのインパクト】
国際的な治療ガイドラインは糖尿病患者の多くをハイリスクと見なすが、本研究は広範なスクリーニングが心血管リスクプロファイルを大きく変えたことを示唆する。低リスク患者では薬物療法不要な場合もあり、高価な新規薬剤の費用対効果を考慮した適切なターゲティングに、最新の予測式が不可欠となる。日本の糖尿病診療でも、スクリーニング普及に伴いリスク層別化の見直しが求められる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

