成人プライマリケアにおける一般健康診断の有効性、死亡率や心血管イベント減少には寄与せず
【背景】
一般健康診断は、疾病の特定と予防のため成人プライマリケアで広く実施されています。しかし、その価値については疑問視する声もあり、本レビューでは一般健康診断の有効性を評価しました。
【結果】
一般健康診断は、死亡率や心血管イベントの減少とは関連しませんでした。例えば、South-East London Screening Studyでは、2年間に2回の健診を受けた群と受けなかった群で8年死亡率に差はありませんでした(6% vs 5%)。一方で、慢性疾患の検出、リスク因子管理の改善、予防的サービスの受診率向上、患者報告アウトカムの改善とは関連しました。
【臨床へのインパクト】
一般健康診断は、死亡率や心血管イベント減少には直接寄与しないものの、高血圧やうつ病などの慢性疾患の早期発見や管理、大腸がん・子宮頸がん検診の受診率向上に有効であることが示唆されました。特に、予防的サービスの受診が遅れている、リスク因子が管理不良、自己評価による健康状態が低い、プライマリケアへのアクセスが不十分な患者群には、積極的に健康診断を提供することが妥当と考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

