術後の低分子ヘパリンブリッジング、心房細動・機械弁患者の血栓塞栓症予防に有意差なし

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2021-06-09 | DOI:10.1136/bmj.n1205

📄 原題:Postoperative low molecular weight heparin bridging treatment for patients at high risk of arterial thromboembolism (PERIOP2): double blind randomised controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 34108229

【背景】

ワーファリン服用中の心房細動または機械弁患者が手術のため一時的にワーファリンを中断する際、術後の低分子ヘパリン(LMWH)ブリッジングが血栓塞栓症予防に有効かつ安全かは明確でなかった。本研究は、術後LMWHブリッジングの有効性と安全性を検証した。

【結果】

術後90日以内の主要血栓塞栓症発生率は、プラセボ群1.2%(650例中8例)に対し、ダルテパリン群1.0%(820例中8例)で、有意差は認められなかった(P=0.64、リスク差 -0.3%、95%CI -1.3〜0.8)。主要出血発生率もプラセボ群2.0%、ダルテパリン群1.3%で有意差はなかった(P=0.32、リスク差 -0.7%、95%CI -2.0〜0.7)。

【臨床へのインパクト】

心房細動または機械弁患者で手術のためにワーファリンを中断した場合、術後のダルテパリンによるブリッジングは、主要血栓塞栓症予防においてプラセボと比較して有意なベネフィットを示さなかった。この結果は、術後LMWHブリッジングの必要性について再考を促すものであり、ワーファリン中断後の血栓塞栓症リスク管理における現在の診療プロトコルに影響を与える可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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