慢性アキレス腱中央部症に対するPRP注射、プラセボとの比較で効果なし

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2021-07-13 | DOI:10.1001/jama.2021.6986

📄 原題:Effect of Platelet-Rich Plasma Injection vs Sham Injection on Tendon Dysfunction in Patients With Chronic Midportion Achilles Tendinopathy: A Randomized Clinical Trial.

🔗 PubMed:PMID: 34255009

【背景】

慢性アキレス腱中央部症に対し、多血小板血漿(PRP)注射が治療として用いられるが、そのエビデンスは限られていた。本研究は、PRP注射の有効性をプラセボと比較し、客観的な評価指標で検証することを目的とした。

【結果】

慢性アキレス腱中央部症患者240名を対象に、PRP注射群とプラセボ(皮下ドライニードル)群を比較した。6ヶ月後の主要評価項目であるVISA-Aスコア(アキレス腱症の重症度)は、PRP群54.4点、プラセボ群53.4点であった(調整平均差 -2.7、95%CI -8.8〜3.3)。PRP注射によるアキレス腱機能の改善は認められなかった。

【臨床へのインパクト】

慢性アキレス腱中央部症患者において、PRP腱内注射は皮下ドライニードルと比較して6ヶ月後のアキレス腱機能不全を改善しないことが示された。この結果は、現時点では慢性アキレス腱中央部症に対するPRP注射の使用を支持しない。日本の臨床現場において、慢性アキレス腱中央部症に対するPRP注射の適応や推奨を見直す必要性を示唆する。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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