認知症に伴う精神病症状にピマバンセリン、再発リスクを有意に低減
【背景】
認知症患者に生じる精神病症状に対し、5-HT2A逆作動薬ピマバンセリンの効果は不明であった。アルツハイマー病、パーキンソン病型認知症など様々な認知症に起因する精神病症状に対する効果を検証する目的で本試験が実施された。
【結果】
オープンラベル期間で効果を認めた患者を対象に、ピマバンセリン群とプラセボ群に無作為割付した。精神病症状の再発は、ピマバンセリン群13%(12/95例)、プラセボ群28%(28/99例)で発生し、ピマバンセリン群で有意に低かった(ハザード比0.35、95%CI 0.17-0.73、p=0.005)。
【臨床へのインパクト】
本試験は効果が認められたため早期中止されたが、認知症関連精神病症状にピマバンセリンが有効である可能性を示唆する。薬剤継続により再発リスクが低下するため、治療選択肢の1つとなりうる。ただし、頭痛、便秘、尿路感染症、無症候性QT延長などの有害事象も認められ、今後の大規模試験で効果と安全性の詳細な評価が求められる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

