妊娠中のサイトメガロウイルス初感染、高免疫グロブリンは先天性感染予防せず
【背景】
妊娠中のサイトメガロウイルス(CMV)初感染は、先天性感染と重篤な後遺症のリスクがある。しかし、先天性CMV感染を予防する確立された介入法は存在しないため、その有効性を検証する目的で本研究が実施された。
【結果】
妊娠24週未満でCMV初感染と診断された妊婦を対象に、CMV高免疫グロブリン群とプラセボ群に無作為に割り付けた。主要複合アウトカム(先天性CMV感染または胎児・新生児死亡)の発生率は、高免疫グロブリン群22.7%に対し、プラセボ群19.4%であり、有意差は認められなかった(相対リスク 1.17、95%CI 0.80-1.72、P=0.42)。
【臨床へのインパクト】
妊娠24週未満のCMV初感染妊婦に対するCMV高免疫グロブリン投与は、先天性CMV感染や周産期死亡の予防効果を示さなかった。この結果は、現時点では妊娠中のCMV初感染に対する高免疫グロブリンによる予防的介入の適応はないことを示唆する。日本の臨床現場において、高免疫グロブリンの処方や推奨が見直される可能性があり、今後の診療ガイドラインにも影響を与えるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

