慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群に対する鍼治療、長期効果が期待できるか
【背景】
慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群(CP/CPPS)に対し、鍼治療が有望な可能性は示唆されていましたが、質の高いエビデンスは不足していました。本研究は、CP/CPPSに対する鍼治療の長期的な有効性を評価することを目的に実施されました。
【結果】
鍼治療群では、治療8週後および32週後(治療終了24週後)のいずれの時点でも、シャム鍼治療群と比較して、NIH-CPSIスコアが6点以上改善したレスポンダーの割合が有意に高くなりました。8週後では鍼治療群60.6%に対しシャム鍼治療群36.8%(調整差21.6%、95%CI 12.8~30.4%)、32週後では鍼治療群61.5%に対しシャム鍼治療群38.3%(調整差21.1%、95%CI 12.2~30.1%)でした。
【臨床へのインパクト】
中等度から重度の慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群の患者に対し、8週間にわたる20回の鍼治療は、シャム治療と比較して症状の有意な改善をもたらし、その効果は治療終了24週後も持続することが示されました。既存治療で効果が不十分なCP/CPPS患者に対する新たな治療選択肢として、鍼治療の導入が検討される可能性があります。ただし、シャム鍼治療にも生理学的効果があった可能性は考慮が必要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

