糖尿病・耐糖能異常スクリーニングの最新エビデンス:死亡率改善なし、早期介入は有効
【背景】
2型糖尿病は罹患率・障害の原因として重要だが、スクリーニングの有効性に関するエビデンスは不足していた。米国予防医学専門委員会(USPSTF)のために、耐糖能異常と糖尿病のスクリーニングに関するエビデンスをレビューした。
【結果】
スクリーニング試験2件(25,120人)では、10年間の全死因または原因別死亡率に有意差はなかった。スクリーニングの有害事象(不安など)にも有意差なし。最近診断された糖尿病患者への介入は健康転帰を改善し、UKPDSでは集中血糖管理で20年間の全死因死亡リスクが0.87(95%CI 0.79-0.96)に減少した。
【臨床へのインパクト】
糖尿病スクリーニング単独では死亡率改善のエビデンスは不十分だが、スクリーニングで発見された耐糖能異常や早期糖尿病に対しては、生活習慣介入やメトホルミンが糖尿病発症抑制や健康転帰改善に有効であることが示された。特に肥満・過体重の耐糖能異常者への生活習慣介入は糖尿病発症率を0.78(95%CI 0.69-0.88)に減少させる。日本の診療ガイドラインや検診プログラムにおいて、スクリーニング後の早期介入の重要性が再認識される可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

