栄養研究におけるRCTとコホート研究のエビデンス、平均では一致も個別には差
【背景】
栄養研究では、介入を伴うランダム化比較試験(RCT)と観察研究であるコホート研究が併用される。両者の結果がどの程度一致するのか、また不一致がある場合の要因は何かを明らかにすることは、エビデンス統合の課題だった。
【結果】
97の食事と疾患のアウトカムペアを解析。バイナリーアウトカムでは、RCTとコホート研究のハザード比の比は1.09(95%CI 1.04-1.14)と平均では差が小さかった。ただし、予測区間は0.81-1.46と広範で、個別の比較では大きな差が生じる可能性も示唆された。
【臨床へのインパクト】
栄養に関するエビデンスを臨床に適用する際、RCTとコホート研究の結果が平均的には近いが、個別の研究では差が大きい場合があることに留意が必要だ。特に、介入や曝露の種類が異なる比較では不一致が大きいため、安易な統合は避け、エビデンスの背景を慎重に評価することが、より適切な栄養指導や診療ガイドライン作成に繋がるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

