COVID-19パンデミック下の世界の医療費と開発援助の現状、2050年までの予測
【背景】
COVID-19の世界的流行は、公衆衛生緊急事態における医療システム財政に注目を集めた。低所得国における開発援助は重要な資金源だが、COVID-19関連の支出は不明瞭だった。本研究は、COVID-19関連の開発援助を世界の医療財政の動向の中に位置づけ、2050年までの総医療費を推定する。
【結果】
2019年の世界の医療費は8.8兆ドル(一人当たり1132ドル)で、うち開発援助は404億ドル(総医療費の0.5%)だった。2020年の開発援助は548億ドルに増加し、そのうち137億ドルがCOVID-19対策に充てられた。COVID-19関連の開発援助の7.7%しかラテンアメリカに届かなかった。2050年には一人当たり医療費は1519ドルに増加すると予測される。
【臨床へのインパクト】
COVID-19パンデミック下で開発援助が大幅に増加したものの、その配分は不均等であり、特にラテンアメリカなど高死亡率地域への支援が不足していたことが示唆された。将来のパンデミック対応において、脆弱な地域への迅速かつ公平な資金配分が国際社会の課題となる。日本の国際保健協力や医療支援のあり方を検討する上で、本研究の知見は重要な示唆を与えるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

