急性期脳梗塞の血管内治療、吸引とステントリトリーバー併用は単独より再開通率を改善するか
【背景】
急性期脳梗塞の主幹動脈閉塞に対し、ステントリトリーバー単独または吸引カテーテル単独による血栓除去術が広く行われている。しかし、両者を併用する初期治療が、単独治療と比較して血管再開通率を向上させるかは不明であった。
【結果】
最終的なほぼ完全または完全再開通率(eTICI 2c/3)は、併用群64.5%(131/203例)に対し単独群57.9%(117/202例)で、有意差は認められなかった(リスク差 6.6% [95% CI, -3.0% to 16.2%]; 調整OR 1.33 [95% CI, 0.88 to 1.99]; P=0.17)。
【臨床へのインパクト】
本研究では、急性期脳梗塞の主幹動脈閉塞に対する血管内治療において、初期治療として吸引カテーテルとステントリトリーバーの併用が、ステントリトリーバー単独と比較して最終的なほぼ完全または完全再開通率を有意に改善しないことが示唆された。ただし、統計的検出力不足の可能性も指摘されており、今後の臨床現場での治療戦略に大きな変更を直ちにもたらすものではないかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

