NASH治療薬ラニフィブラノール、高用量で肝活動性改善、線維化悪化なし

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2021-10-21 | DOI:10.1056/NEJMoa2036205

📄 原題:A Randomized, Controlled Trial of the Pan-PPAR Agonist Lanifibranor in NASH.

🔗 PubMed:PMID: 34670042

【背景】

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の治療は未だ満たされないニーズです。ラニフィブラノールは、NASHの病態における代謝、炎症、線維化経路を調節するパンPPARアゴニストとして期待されています。

【結果】

高用量(1200mg)のラニフィブラノール群では、プラセボ群と比較して、SAF-Aスコアが2点以上改善し、線維化が悪化しなかった患者の割合が有意に高かった(55% vs 33%, P=0.007)。NASHの消失および線維化の改善も両用量で良好な傾向を示しました。

【臨床へのインパクト】

本研究は、NASHに対するラニフィブラノールの有効性を示唆するものであり、特に肝活動性の改善と線維化の悪化抑制に期待が持てます。今後、第3相試験で有効性と安全性が確認されれば、NASHの治療選択肢が乏しい日本の臨床現場において、新たな治療薬として導入される可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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