重症喘息に対する抗IL-23抗体リサンキズマブ、喘息悪化を抑制せず、むしろ悪化を早める可能性

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2021-10-28 | DOI:10.1056/NEJMoa2030880

📄 原題:Risankizumab in Severe Asthma – A Phase 2a, Placebo-Controlled Trial.

🔗 PubMed:PMID: 34706172

【背景】

IL-23は2型および17型サイトカインを介した気道炎症に関与するとされる。重症喘息治療におけるIL-23阻害の有効性は不明であり、本研究では抗IL-23p19モノクローナル抗体リサンキズマブの有効性と安全性を評価した。

【結果】

リサンキズマブ群(105例)はプラセボ群(109例)と比較して、初回喘息悪化までの期間が短かった(中央値40日 vs 86日、ハザード比1.46、95%CI 1.05-2.04、P=0.03)。年間喘息悪化率はリサンキズマブ群でプラセボ群より高かった(レート比1.49、95%CI 1.12-1.99)。

【臨床へのインパクト】

本研究は、重症喘息に対するリサンキズマブが喘息悪化を抑制せず、むしろ初回悪化までの期間を短縮し、年間悪化率を増加させる可能性を示唆した。この結果は、IL-23が重症喘息の治療標的として適切でないことを示唆しており、将来の喘息治療戦略においてIL-23阻害薬の選択肢から外れる可能性が高い。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

PROFESSOR'S ROUND

現場のプロが選ぶ、
特別な1着を。

洗練されたデザインと最高の機能性を両立した白衣専門店。

公式サイトを見る >
プロフェッサーズラウンドの白衣
上部へスクロール