炎症性疾患患者におけるステロイド低用量でも心血管イベントリスク上昇、用量依存性を示す
【背景】
免疫介在性炎症性疾患患者では、疾患自体が心血管疾患リスクを上昇させる。しかし、治療に用いられる経口ステロイドが、低用量であっても心血管疾患リスクに与える影響は不明であった。
【結果】
経口ステロイドは、低用量(5mg/日未満)でも心血管疾患リスクを増加させ、用量依存性を示した。例えば、心血管疾患の累積発生率は、ステロイド非使用群で100人年あたり5.5イベント、低用量群で8.2イベント、高用量群で10.7イベントであった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、炎症性疾患患者に対する経口ステロイドの処方において、低用量であっても心血管疾患リスクを考慮する必要があることを示唆する。特に、ステロイドの長期使用や高用量使用の場合だけでなく、低用量での使用においても、心血管イベントのスクリーニングや予防策の検討が重要となる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

