大腸がんスクリーニングS状結腸内視鏡検査、単回実施で19年後も死亡率22%低下
【背景】
S状結腸内視鏡検査(FS)による大腸がん(CRC)スクリーニングの予防効果は最長17年間持続すると報告されているが、性差も指摘されている。単回FSスクリーニングによるCRC発生率と死亡率の長期的な減少効果を評価する目的で本研究が実施された。
【結果】
15.4年の追跡でCRC発生率はITT解析で19%減少(RR 0.81, 95%CI 0.71-0.93)、PP解析で33%減少(RR 0.67, 95%CI 0.56-0.81)。18.8年の追跡でCRC死亡率はITT解析で22%減少(RR 0.78, 95%CI 0.61-0.98)、PP解析で39%減少(RR 0.61, 95%CI 0.44-0.84)。男性では死亡率が有意に減少したが、女性では有意な減少は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
単回のS状結腸内視鏡検査が、大腸がんの発生と死亡に対して15年から19年という長期にわたり強い予防効果を維持することが示された。特に男性においては死亡率の有意な減少が確認されており、日本の大腸がん検診におけるS状結腸内視鏡検査の位置づけや推奨頻度、対象年齢層の検討に影響を与える可能性がある。ただし、女性での死亡率減少が有意でなかった点は今後の課題となる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

