院内心停止・ショック適応リズム患者、除細動前アドレナリン投与は生存率低下に関連
【背景】
院内心停止でショック適応リズムの場合、ガイドラインでは直ちに除細動を行うよう推奨されている。しかし、除細動前にアドレナリンが投与される実態があり、その治療が患者の転帰にどう影響するかは不明であったため、本研究で検証された。
【結果】
34,820人の患者中、20.3%が除細動前にアドレナリンを投与されていた。プロペンシティスコアマッチング解析(6569組)の結果、除細動前アドレナリン投与は退院時生存率の低下(22.4% vs 29.7%; 調整オッズ比0.69; 95%CI 0.64-0.74; P<0.001)と関連していた。
【臨床へのインパクト】
本研究は、ショック適応の院内心停止患者に対し、ガイドラインに反して除細動前にアドレナリンを投与することが、退院時生存率や神経学的良好な生存率を低下させる可能性を示唆している。日本の臨床現場でも、ショック適応リズムの患者には最優先で除細動を行うというガイドライン遵守の重要性が再確認されるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

