良好胚3個以上ある不妊女性、着床前診断は累積生児獲得率を改善しない
【背景】
着床前遺伝子検査(PGT-A)による胚選択は初期胚移植後の妊娠成績を改善する可能性が示唆されている。しかし、従来の体外受精(IVF)と比較して、PGT-Aが累積生児獲得率を改善するかは不明であった。
【結果】
良好胚盤胞を3個以上有する20〜37歳の不妊女性1212例を対象とした。PGT-A群の累積生児獲得率は77.2%、従来のIVF群は81.8%であった(絶対差 -4.6%、95%CI -9.2〜-0.0、P<0.001)。臨床的妊娠喪失の累積頻度はPGT-A群で8.7%、従来のIVF群で12.6%であった。
【臨床へのインパクト】
良好胚盤胞を3個以上有する不妊女性において、PGT-Aは従来のIVFと比較して累積生児獲得率を改善しないことが示された。この結果は、PGT-Aの適用を検討する際の重要な情報となり、患者への説明や治療選択に影響を与える可能性がある。特に、良好胚を複数有する患者に対しては、PGT-Aのルーチンな実施を見直すきっかけとなるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

