乳がん術前/術後化学療法中の副作用に対する電話による先制的介入、救急受診・入院を減らせず

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2021-12-08 | DOI:10.1136/bmj-2021-066588

📄 原題:Remote, proactive, telephone based management of toxicity in outpatients during adjuvant or neoadjuvant chemotherapy for early stage breast cancer: pragmatic, cluster randomised trial.

🔗 PubMed:PMID: 34880055

【背景】

乳がん化学療法中の副作用は患者のQOLを低下させ、救急受診や入院につながることがある。遠隔での先制的な副作用管理が、これらの負担を軽減できるか不明であったため、本研究が実施された。

【結果】

電話による先制的な副作用管理は、救急部門受診または入院の平均回数に有意な差をもたらさなかった。介入群0.91回(標準偏差0.28)、対照群0.94回(標準偏差0.40)であった(P=0.94)。グレード3以上の毒性は介入群48%、対照群58%と介入群で低い傾向が見られた。

【臨床へのインパクト】

本研究の結果は、乳がん化学療法中の電話による先制的副作用管理が、救急受診や入院の減少には直接的に繋がらないことを示唆している。COVID-19パンデミックで遠隔医療が普及する中、この介入単独では医療リソースの削減には寄与しにくい可能性がある。ただし、グレード3以上の毒性は介入群で低い傾向があり、患者報告アウトカムの改善も示唆されており、QOL改善への寄与は検討の余地がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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