免疫介在性炎症性疾患のインフリキシマブ維持療法、プロアクティブTDMが病勢コントロールを改善
【背景】
免疫介在性炎症性疾患に対するインフリキシマブ維持療法において、血中薬物濃度に基づいた個別化治療(プロアクティブTDM)は、標準治療より有効性と安全性を最適化する可能性が示唆されていました。しかし、維持療法におけるプロアクティブTDMの臨床的アウトカム改善効果は不明でした。
【結果】
52週間の追跡で、病勢悪化のない病勢コントロール維持は、TDM群で73.6%、標準治療群で55.9%でした。調整後の差は17.6%(95%CI, 9.0%-26.2%)で、TDM群が有意に優れていました(P<.001)。有害事象発生率に両群間で大きな差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
インフリキシマブ維持療法中の免疫介在性炎症性疾患患者において、プロアクティブTDMは病勢悪化を防ぎ、病勢コントロールを維持する上で標準治療より有効であることが示されました。これにより、日本の臨床現場でもプロアクティブTDMの導入が検討される可能性がありますが、リアクティブTDMとの比較や長期的な合併症への影響、費用対効果に関するさらなる研究が望まれます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

