TKA術後鎮痛にデキサメタゾンは有効か?術後48時間のモルヒネ消費量を検証

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2022-01-04 | DOI:10.1136/bmj-2021-067325

📄 原題:Effect of dexamethasone as an analgesic adjuvant to multimodal pain treatment after total knee arthroplasty: randomised clinical trial.

🔗 PubMed:PMID: 34983775

【背景】

人工膝関節置換術(TKA)後の痛みは患者のQOLを著しく低下させる。多角的鎮痛療法が推奨される中、デキサメタゾンが鎮痛補助薬として有効か、また投与回数の違いが術後鎮痛に与える影響は不明だった。

【結果】

TKA術後48時間のモルヒネ消費量中央値は、デキサメタゾン2回投与群で35.0mg、1回投与群で37.9mg、プラセボ群で43.0mgだった。プラセボ群との差は、2回投与群で10.7mg(98.3%CI 4.0〜17.3, P<0.001)、1回投与群で7.8mg(98.3%CI 0.7〜14.7, P=0.008)であり、いずれも有意にモルヒネ消費量を減少させた。

【臨床へのインパクト】

TKA後の多角的鎮痛療法にデキサメタゾンを併用することで、術後48時間のモルヒネ消費量を減少させ、痛みを軽減できる可能性が示された。特に2回投与がより効果的であったため、術前と術後24時間の2回投与が日本の臨床現場におけるTKA術後鎮痛プロトコルに組み込まれることを考慮すべきだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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