再発性クロストリジオイデス・ディフィシル感染症に対し経口微生物叢療法SER-109が再発リスクを低減
【背景】
再発性クロストリジオイデス・ディフィシル感染症(CDI)の既存治療は、C. difficileの芽胞発芽を促進する腸内細菌叢の乱れに対処していません。SER-109は、精製されたFirmicutes菌の芽胞からなる経口微生物叢治療薬で、再発性CDIに対する効果が期待されています。
【結果】
SER-109群の再発率は12%に対し、プラセボ群は40%でした(相対リスク0.32、95%信頼区間0.18~0.58、p<0.001)。年齢層別解析でもSER-109はプラセボより再発頻度が低く、ほとんどの有害事象は軽度から中等度の消化器系で両群で同程度でした。
【臨床へのインパクト】
標準的な抗生物質治療後の再発性CDI患者において、SER-109は再発リスクを大幅に低減し、安全性もプラセボと同程度でした。これにより、日本においても再発性CDIに対する新たな経口治療選択肢となる可能性があり、特に再発を繰り返す患者の診療フローに大きな影響を与えるかもしれません。ただし、保険適用や入手可能性については今後の動向を注視する必要があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

