mRNAワクチン3回接種はオミクロン・デルタ両株による症候性感染を抑制するがオミクロンへの効果はやや低い
【背景】
急速に拡大するSARS-CoV-2オミクロン株に対するCOVID-19ワクチンの効果評価は、公衆衛生上の指針策定に不可欠である。本研究は、ファイザー社製またはモデルナ社製mRNAワクチン3回接種と、オミクロン株およびデルタ株による症候性SARS-CoV-2感染との関連を評価した。
【結果】
3回接種は未接種と比較して、オミクロン株感染で調整オッズ比0.33(95%CI, 0.31-0.35)、デルタ株感染で0.065(95%CI, 0.059-0.071)であった。2回接種と比較しても、オミクロン株感染で調整オッズ比0.34(95%CI, 0.32-0.36)、デルタ株感染で0.16(95%CI, 0.14-0.17)と、いずれも有意な感染抑制効果を示した。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、mRNAワクチン3回接種が、未接種や2回接種と比較して、オミクロン株およびデルタ株による症候性SARS-CoV-2感染に対して防御効果があることを示唆する。オミクロン株に対するオッズ比がデルタ株より高いことは、オミクロン株への防御効果がデルタ株より低い可能性を示唆しており、今後のブースター接種戦略や感染対策の検討に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

