COVID-19関連ARDS肺移植患者の臨床経過と転帰:単施設102例の検討
【背景】
重症COVID-19による急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に対する肺移植は救命治療となり得るが、長期転帰に関する情報は限られている。本研究は、COVID-19関連ARDSで肺移植を受けた患者の臨床的特徴と転帰を報告することを目的とした。
【結果】
COVID-19関連ARDSで肺移植を受けた30例は、非COVID-19群と比較して、術前VV-ECMO使用率56.7% vs 1.4%、術後72時間以内の原発性グラフト機能不全(グレード1-3)70% vs 20.8%と高かったが、追跡期間中央値351日(IQR 176-555日)で生存率は100%であった。
【臨床へのインパクト】
COVID-19関連ARDSによる肺移植は、術前・術中のECMO使用や術後の合併症が多いものの、本研究の単施設コホートでは良好な生存率を示した。これは、重症COVID-19患者に対する肺移植が有効な治療選択肢となり得る可能性を示唆しており、日本の臨床現場における重症呼吸不全患者の治療戦略を検討する上で重要な情報となる。ただし、長期的な転帰や多施設での検証が今後の課題である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

