HIV曝露前予防注射薬カボテグラビルLAの費用対効果、米国のゲイ男性・トランスジェンダー女性対象

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2022-04-01 | DOI:10.7326/M21-1548

📄 原題:Cost-Effectiveness of Long-Acting Injectable HIV Preexposure Prophylaxis in the United States : A Cost-Effectiveness Analysis.

🔗 PubMed:PMID: 35099992

【背景】

HPTN 083試験で、HIV曝露前予防(PrEP)として注射薬カボテグラビルLA(CAB-LA)が経口薬エムトリシタビン・テノホビルジソプロキシルフマル酸塩(F/TDF)より優れると示された。米国社会がCAB-LAの追加便益に対して許容すべき最大価格差を特定するため、本研究は実施された。

【結果】

非常に高リスクの集団において、CAB-LAはジェネリックF/TDFと比較して2万8000QALY、ブランドF/TAFと比較して2万6000QALYの余命を増加させた。10年時点では、CAB-LAはジェネリックF/TDFと比較して、年間3700ドルの最大価格プレミアム(CAB-LA価格が年間4100ドル未満)で、1QALYあたり最大10万ドルのICERを達成可能であった。

【臨床へのインパクト】

本研究は、有効な経口PrEPが存在する状況下で、注射薬CAB-LAに対し社会が支払うべき追加価格には限界があることを示唆する。日本の臨床現場では、HIV高リスク集団へのPrEP導入を検討する際、CAB-LAの利便性と経口PrEPの費用対効果を比較し、患者の服薬アドヒアランスや費用負担能力を考慮した上で、最適な薬剤選択を行う必要があるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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