アストラゼネカとファイザー製COVID-19ワクチン、医療従事者の血栓塞栓症・血小板減少症リスクを比較検討
【背景】
2021年3月、AZD1222(アストラゼネカ)COVID-19ワクチン接種後の血栓塞栓症への懸念から、欧州数カ国で接種が一時停止されました。この懸念を受け、AZD1222またはBNT162b2(ファイザー)ワクチン接種後の血栓症および血小板減少症関連アウトカムのリスク評価が求められました。
【結果】
AZD1222ワクチン接種は非接種と比較し、深部静脈血栓症(DVT)のリスクを28日時点で有意に増加させました(リスク差 8.35 [95% CI, 0.21〜16.49] /10万接種)。一方、脳静脈洞血栓症や血小板減少症のリスク差は統計的に有意ではありませんでした。BNT162b2ワクチンでは有害な関連は認められませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、AZD1222ワクチンがDVTのわずかな増加リスクと関連する可能性を示唆しています。日本でAZD1222ワクチンが使用される場合、特にDVTのリスクを考慮した上で、患者への情報提供や症状出現時の注意喚起が重要となるでしょう。ただし、より重篤な血栓症の統計的精度は低く、臨床的に関連するリスクは排除できない点にも留意が必要です。BNT162b2ワクチンについては血栓塞栓症・血小板減少症との有意な関連は認められませんでした。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

