高齢者コロナ後遺症、呼吸不全・疲労・認知症に注意、他疾患と類似点も

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2022-02-09 | DOI:10.1136/bmj-2021-068414

📄 原題:Risk of persistent and new clinical sequelae among adults aged 65 years and older during the post-acute phase of SARS-CoV-2 infection: retrospective cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 35140117

【背景】

高齢者の新型コロナウイルス感染症(SARS-CoV-2)急性期後における、新規および持続する臨床的後遺症のリスクは十分に解明されていませんでした。本研究は、65歳以上の高齢者におけるSARS-CoV-2感染後の後遺症の特徴とリスクを明らかにすることを目的としています。

【結果】

SARS-CoV-2診断後、32%の患者が急性期後に新規または持続する後遺症で受診し、これは非COVID-19対照群より11%高値でした。特に呼吸不全(リスク差7.55、95%CI 7.18-8.01)、疲労(5.66、5.03-6.27)、高血圧(4.43、2.27-6.37)、記憶障害(2.63、2.23-3.13)のリスク差が顕著でした。一方、他のウイルス性下気道感染症群と比較すると、呼吸不全、認知症、ウイルス後疲労のみが有意なリスク増加を示しました。

【臨床へのインパクト】

65歳以上の高齢者において、SARS-CoV-2感染後に呼吸不全、疲労、認知症が他のウイルス性下気道感染症よりも高いリスクで出現する可能性が示唆されました。これらの後遺症に焦点を当てたスクリーニングや介入が重要です。一方で、高血圧や記憶障害など他の多くの後遺症は、他のウイルス性下気道感染症と類似しているため、鑑別診断や治療方針決定の際にはその点を考慮する必要があるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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