低リスク甲状腺癌、甲状腺全摘後の放射性ヨウ素アブレーションは不要か?
【背景】
低リスク分化型甲状腺癌で甲状腺摘出術を受けた患者に対する術後放射性ヨウ素(ヨウ素131)投与の有効性は確立されておらず、その必要性について議論が続いていました。本研究は、放射性ヨウ素アブレーションの非劣性を検証しました。
【結果】
3年後のイベント非発生率は、非放射性ヨウ素群95.6%(95%CI 93.0-97.5%)、放射性ヨウ素群95.9%(95%CI 93.3-97.7%)でした。両群間の差は-0.3%(両側90%CI -2.7-2.2%)で、非劣性基準を満たしました。イベントは、術後甲状腺ホルモン治療中の血清サイログロブリン値が1ng/mLを超える患者でより頻繁でした。
【臨床へのインパクト】
低リスク甲状腺癌に対する甲状腺全摘術後のフォローアップにおいて、放射性ヨウ素アブレーションを行わない戦略は、アブレーションを行う戦略と比較して、3年時点での機能的、構造的、生物学的イベント発生率において非劣性であることが示唆されました。これにより、低リスク患者における術後放射性ヨウ素アブレーションを省略し、治療関連有害事象を回避する選択肢が日本の臨床現場で検討される可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

