非都市部LVO脳卒中、血栓回収療法可能施設への直接搬送は神経学的予後を改善しない
【背景】
非都市部では血栓回収療法可能施設へのアクセスが限られ、急性期大血管閉塞(LVO)脳卒中が疑われる患者の最適な搬送戦略は不明であった。本研究は、血栓回収療法可能施設への直接搬送の有効性を検証した。
【結果】
主要評価項目である90日時点のmRSスコア(中央値3 vs 3)は、直接搬送群と地域脳卒中センター搬送群で有意差はなかった(調整OR 1.03; 95% CI, 0.82-1.29)。直接搬送群ではt-PA投与率が有意に低く(47.5% vs 60.4%; OR 0.59; 95% CI, 0.45-0.76)、血栓回収療法実施率は有意に高かった(48.8% vs 39.4%; OR 1.46; 95% CI, 1.13-1.89)。
【臨床へのインパクト】
スペイン・カタルーニャの非都市部において、LVO脳卒中疑い患者の血栓回収療法可能施設への直接搬送は、90日後の神経学的予後を改善しないことが示唆された。これは、地域脳卒中センターで初期治療を受け、必要に応じて転送する現在の日本の診療フローを大きく変えるものではない。ただし、この結果は他の地域での再現性検証が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

