レムデシビル、入院COVID-19患者の死亡または人工呼吸器移行をわずかに抑制するも、人工呼吸器使用患者には効果なし
【背景】
COVID-19入院患者を対象としたWHO Solidarity試験では、以前に4つの薬剤の死亡率の中間解析が報告された。ロピナビル、ヒドロキシクロロキン、インターフェロンβ-1aは無益性で中止されたが、レムデシビルは継続されたため、最終結果とメタ解析が実施された。
【結果】
レムデシビル群4146例中602例(14.5%)が死亡、対照群4129例中643例(15.6%)が死亡(死亡率RR 0.91 [95% CI 0.82-1.02], p=0.12)。人工呼吸器未使用患者では、死亡または人工呼吸器移行の複合アウトカムがレムデシビル群19.6%に対し対照群22.5%で発生(RR 0.84 [0.75-0.93], p=0.001)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、レムデシビルがすでに人工呼吸器を使用しているCOVID-19入院患者には有意な効果がないことを示唆する。一方で、人工呼吸器未使用の入院患者においては、死亡または人工呼吸器移行の複合アウトカムをわずかに抑制する可能性が示された。日本の臨床現場では、レムデシビル投与の適応を、人工呼吸器未使用の入院患者に限定する根拠となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

