米国における人種・民族別の糖尿病スクリーニング基準:BMIと年齢の閾値を再検討
【背景】
米国では人種・民族的マイノリティで糖尿病罹患率が高い。現行の米国予防医療専門委員会ガイドラインでは、35~70歳でBMI 25 kg/m2以上の成人への糖尿病スクリーニングを推奨しているが、人種・民族間の罹患率格差を考慮した適切な閾値は不明であった。
【結果】
35歳でBMI 25 kg/m2の白人における糖尿病有病率1.4%(95% CI, 1.0%~2.0%)と同等の有病率を示すBMIは、アジア系アメリカ人で20 kg/m2(範囲, <18.5~23 kg/m2)、黒人アメリカ人で18.5 kg/m2未満(範囲, <18.5~23 kg/m2)、ヒスパニック系アメリカ人で18.5 kg/m2(範囲, <18.5~24 kg/m2)であった。
【臨床へのインパクト】
米国では、黒人・ヒスパニック系アメリカ人にはBMI 18.5 kg/m2以上、アジア系アメリカ人にはBMI 20 kg/m2以上で糖尿病スクリーニングを行うことが、白人のBMI 25 kg/m2以上と同等のスクリーニング効果をもたらす可能性がある。人種・民族に特化したスクリーニング閾値の導入は、糖尿病診断における格差是正に貢献しうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

