中等症から重症クローン病患者に対するリサンキズマブ導入療法:第3相ADVANCEおよびMOTIVATE試験の有効性と安全性
【背景】
中等症から重症活動期クローン病患者において、既存治療に不応または不耐な症例に対する新たな治療選択肢として、IL-23 p19阻害薬であるリサンキズマブの導入療法としての有効性と安全性が検討された。
【結果】
リサンキズマブ600mgおよび1200mg群は、プラセボ群と比較して、12週時点の臨床的寛解率(CDAIまたはPRO基準)および内視鏡的奏効率の全ての主要評価項目で有意に優れていた(p値 ≤0.0001)。例えばADVANCE試験では、リサンキズマブ600mg群のCDAI臨床的寛解率は45%(調整差21%、95%CI 12-29)であった。有害事象の発生率は各群で同程度だった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、中等症から重症活動期クローン病患者に対するリサンキズマブの導入療法としての有効性と安全性を支持する。既存の生物学的製剤や従来療法で効果不十分な患者に対し、新たな治療選択肢となる可能性があり、今後のクローン病治療ガイドラインに影響を与える可能性がある。特に内視鏡的奏効の改善は、治療目標の達成に貢献しうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

